80・50問題について
現在、引きこもりの高齢化が問題となっています。親も子どもも高齢となり、共倒れになってしまうということです。いわゆる、80・50問題と呼ばれている社会現象です。
価値観の多様化や女性の社会進出に伴い、結婚しないで生きていくという人生を選ぶ方が増えています。
以前の日本では、高校や大学を卒業したら、公務員やサラリーマンとして社会人となり、20代、遅くとも30代までには結婚して子供を作り、自分と家族を養っていくという人生を送るというスタイルが一般的に流布していました。
しかし、現在では、良し悪しは別として、様々な生き方が認められています。ジェンダーの問題、働き方改革、超高齢化社会、キーワードは多数見つかります。
社会の変動に合わせ、現代では、サポートのあり方も多様化しなくてはなりません。いろいろな人生があるのですから、それを支えるあり方もいろいろな方法を模索しなければならないわけです。
心道学園では、社会のあり方、家族あり方、個人のあり方に合わせ、様々なお力添えを試みています。問題の所在を見極め、アプローチ方法を探りながら、問題解決に向かっていきます。